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時計

心と体

アサーティブに話そう!(2)

こんにちは、エミーユですスマイル

 

 

昨日の土曜日、パン屋さんでの出来事です。

パンを持ってレジに並びました。

私の前に1人お客さんがいて、その方が去ったのでパンの乗ったトレイをカウンターに出しました。

ふと見ると代金受けの皿に前の方の支払ったお金がそのままになっています。

500円と100円2枚ぐらいだったかな。

そのお金を先にしまえばいいのにレジのおばちゃんはそのまま私のパンを計算して袋に入れ始めた。

 

私「Suicaで支払います」

店員「はい、475円です。どうぞ」

Suicaをかざしピッとなって会計終了。

パンを持って行こうとすると

 

店員「おつり忘れてますよ」

私「それ、前の人のです」

店員「あ。」

店員「じゃ、お客さんのは? あ、」

「あ、」と言ったので気づいたのだな、と思い出口に向かおうとした私。

すると、

 

店員「ちょっと、お客さん!」

かけよってきて私の肩をつかみ、

店員「お客さんのお代!悪魔

と言われたんです。

 

この動作にムッとした私。

私「さっきSuicaで払ったでしょ!逆上

店員「(少し不満げに)あぁ…すいません…」

 

無銭飲食でもしたかのような形相で肩をつかまれたので頭にきちゃったんですね~。

しかし、店を出てから、チョー後味悪かった。

 

完全に攻撃型になってました。

別に店のおばちゃんだって悪気があって私を責めたわけじゃあない。

うっかりしていただけのこと。

それなのにこちらが感情的になって声を荒げたから不満の残る顔つきで「すいません」と言ったわけです。

 

こんなときアサーティブに対応できていれば

えー?!」←自分の中の犯人扱い(?)されて悲しい気持ちをちゃんと表現する

さっきSuicaで支払いましたよ」←相手のミスに気付かせる

ですよね?」←相手に同調

 

というような具合に穏便にお互いに気持ちよく会話できたのになぁ。

 

学びを実践で生かすにはまだまだトレーニングが足りません悲しい

 

写真は紙コップで作ったおひなさま。
お内裏様とお雛様の顔はパソコンのシェイプアートです
(^^)v

アサーティブに話そう!(1)

こんにちは、エミーユですウインク

 

先日、地域の無料講習会に「女性のためのアサーティブ講座」(全3回)というのがあったので参加してまいりました。

"アサーティブ" って聞いたことありますか?

 

私はアサーションの講座を受け持っている友達がいるので以前から興味があったのです。

アサーティブ(Assertive)とは、自分の要求や意見を、相手の権利を侵害することなく表現するコミュニケーション方法の一つ。

古くは女性解放運動の盛んなアメリカで発祥したものらしく、今では日本でも企業内のトレーニングや心理カウンセリングなどで用いられている手法です。

[アサーティブな表現の例]

  1. 電車を待って並んでいるとき、列の途中に人が割り込んできた
    こんなときどうする?

    攻撃タイプ
    「割り込みするなよ」と睨む。
    非主張タイプ「ひどいわね…」(心の中で愚痴をこぼす)。何も言わない。
    アサーティブ「並んでいます」と列を指し示して相手にわかるように伝える。
  2. 友人からの電話。職場のトラブルの話が止まらない。もう眠いし、そろそろ電話を切りたいんだけど…
    こんなときどうする?

    攻撃タイプ
    ( だんだん不機嫌になってきて)うんざりとした口調で「もういい加減にしてよ。」「明日は私も早いんだから」
    非主張タイプ「あ、もうこんな時間」とそろそろ終わりにしようよ合図を送るが、相手が話し続けるとそのままだらだら聞いてしまう。
    アサーティブ「もうこんな時間だね。ごめん、眠くなってきちゃった。また時間を取るから今度ゆっくり話そうよ。」

人の行動パターンにはこのような攻撃型、非主張型があるそうです。

攻撃型の人はえてして上からものを言い、威圧的態度をとりやすい。相手の立場や気持ちを無視して自分の思い通りに動かそうとする

非主張型の人は相手に合わせすぎて自分の言いたいことが伝えられず、他社からの批判を恐れて自分を出さない。そのため心に不満を残している

アサーティブなコミュニケーションはこれら2つともを満たします。自分の思いはきちんと伝えながら、相手の気持ちもしっかり汲みとることです。

 

3回の講座ではグループディスカッションで参加者から実例を取り上げて、ロールプレイでその人の気持ちを考えました。

ロールプレイなんて企業研修でやって以来だわ~、と緊張。

それでも聞いているうち、やっているうちに次第次第に自分の奥に潜む、過去に言えなかったツライ気持ちを思い出してきて涙ぐみそうになりました。

 

問題は解決していたわけじゃない。

 

目をつむって見ないようにしていただけ。

 

ふりかえれば、そんなことが私の中には山積みでした。

 

<つづく>

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