魂のLIVEドキュメンタリー「FOOL COOL ROCK!」
こんちには、エミーユです
血が騒ぐ!
血が騒ぐってこういうことを言うんだなぁ、と感じた103分。
映画館を後にしてもしばらく放心状態だったような。
5/16~3週間限定で公開されている映画「FOOL COOL ROCK!」を観てきました。
日本のロックバンド ONE OK ROCK が2013年に廻ったヨーロッパ・アジアツアーに密着したドキュメンタリー映画。
フランス・パリを皮きりにして11か国にも及ぶ海外ツアーを行った彼らの日常(舞台裏)と非日常(ステージ)を余すところなく伝えています。
ヨーロッパをバスの中で寝食しながら廻る過酷なロードツアーはそのままロードムービーな仕上がりにもなっています。
パリのライブハウスに2日前から列を作るファンの熱狂ぶりを目の当たりにして
「これ俺らのファン?」
「違うイベントに並んでんじゃないの?!」
というリアルな彼らの驚きがそのまま本映画の観客の感想とも重なる。
ワンオク、いつの間にこんなに人気出てたんだーっ!?
YouTubeで観て、友だちのFacebookで知って・・云々。
SNSの力ってすごい!
だって青い目金髪のおにいさん・おねえさんが日本語で一緒に歌ってるんだよ~!
ヴォーカルTakaが問う。
「この中で日本語わかる人いる?」
観客の多数が手を挙げる。
Taka 「嘘だろ?!」
いや、日本語わかるんだよね。
だって一緒に日本語で歌うんだもの。
映画は変な説明を挟まずに淡々とライブの模様を伝える、真のドキュメンタリーになっています。
だから観客はノリノリの曲の途中でブチッと感情を途切れさせられることもなく、ほとんど曲の最後までをツアーの観客と一緒に過ごすことができる。
まさにライブ感覚まんまの映画!
そのライブの楽屋裏ではスタッフがトラブルとたたかって必死になっていたり、
メンバーたちは童心に帰ってやんちゃな男の子してる。
この緩急が楽しめるから、演奏途中の余計な思想とか世界観とか一切いらない。
語らなくても伝わってくる。
昨日のニュース http://www.cinematoday.jp/page/N0063136
ONE OK ROCK映画で「ラウド上映」実施!歌唱・ヘドバン・口笛・歓声OK!
だそうです(笑) 5/30までの限定だそうですけど。
そうよ、だってジッとして観賞しているの とっても辛かったもの。
一緒にシャウトしたい! ヘッドバンギングしたい!
ONE OK ROCK をよく知らないって人が観てもその圧倒的なパフォーマンスと音楽力にしびれるはず。
YouTubeの映像観てみてね。
1000万回を超えるアクセス数とそこに寄せられる外国語がほとんどのコメントにいかに彼らの音楽が国境を飛び越え愛されているかを証明しています。
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